韓国の職業による差別意識

2017 ★★★★☆ ロボットじゃない ~キミに夢中~ 第12話 掃除中

韓ドラを観ていて、落ちぶれた人は必ずと言って良いほどに掃除の仕事に就いている。

疑問に思って、背景を調べてみると、「偉い人は何もしない」という儒教に基づく思想があるみたいだ。

「武」より「文」が重んじられ、額に汗して働くことを軽蔑してきた歴史がある。

 

例えば、日本では社長が率先して掃除すると社員の士気は上がるが、諸外国では逆なことが多い。

誰でも出来る掃除は、それしか出来ない人にやらせて、社長は交渉など他の人に出来ないことに力を入れて欲しいというような意識がある。

 

そう言えば、プロ野球などでもインタビュアーの方が偉そうに上から目線で質問したりもする。

プロ野球でいくら稼いで人気があると言えども「肉体労働者」という意識があると聞いたときは驚いた。

 

他にも、料理人の地位も高くない。

料理人とは「他人が食べる飯を作る、つまらない職の人」という認識だそうだ。

韓国旅行での職業蔑視

韓国にホームステイしてた経験があるのだけど、一緒に行った人は「屠殺」の仕事をしていた。

韓国では1番に近い程蔑まれる職業らしく、それを聞いたホームステイのホストファミリーは、本当に嫌そうな顔をしていた。

少しずつ韓国の勉強をすると、それが「職業蔑視」した顔なんだろうと分かるようになった。

職業に貴賎あり

韓国では「職業に貴賤あり」が今でも根強く残っている。

ただ、それも次第に変わっては来ている。

サッカーのワールドカップで日本チームがキチンと清掃してロッカーを後にしたことが大きな話題となっていたし、野球の大谷翔平がグラウンドに落ちているゴミを「人の捨てた運を拾う」とポケットに入れる姿なども賞賛されている。

以下のニュースでは、「知人に『清掃の仕事をしている』と話すのが恥ずかしかったりもした。」という一文はあるものの、職業に関しての考え方も変わりつつあるのかなという印象だ。

美大出身の清掃員「月に400万ウォン以上稼いでマンションも買った」=韓国報道
続けて「(清掃の仕事は)年配の方々がすることで、つらい仕事だと思っていた」と回想しながら、「私にとって清掃とは責任感だ。
2017 ★★★★☆ ロボットじゃない ~キミに夢中~ 第12話 職業蔑視
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